2005年10月17日 水産新聞 記事本文

水産加工業向け最適設計 最強のユニフォーム
衛生・作業性・防水・防水防寒機能も

 (株)サンエス(本社・広島県深安郡神辺町)は、防水、防水防寒機能を追求した食品工業向けユニフォームを新発売した。食品加工の衛生管理では、従業員の抜け毛など異物混入防止が重要管理点の一つで、ユニフォームはその要。併せて通気、軽量など作業の快適性を高めた商品設計が求められる。
 同社の新製品はこうした性能に加え、寒冷地、水しぶきのかかる工程を有する水産加工場に最適な設計を施し、導入を提案している。
 異物混入防止の脱落を防ぐのをはじめ、異物となりやすい私物を作業場に持ち込まないのが基本。また、ボタンや糸くずなどユニフォーム自体から出る異物も注意点だ。
 同社のフーズデザイン・ユニフォームは、袖口が幅広の板ゴム、襟はスタンドカラーを採用、ジャケットの上腕部や胴体部、ズボンの足裾口にはネット状のインナーを取り付け、体毛やホコリなどの脱落を防止。ポケットのない設計で異物混入の原因もシャットアウトしている。
 さらにボタンを使用せず、務歯のないファスナーを採用し、ボタンや務歯が破損して食品に混入する危険も回避、縫製は巻き縫いを採用した丈夫な仕立てで、洗濯によるほつれなどの心配がない。
 今回の新製品「WAPマイスター防水ユニフォーム」と「W&WAPマイスター防水・防寒ユニフォーム」は、こうした基本性能をに加え、特殊加工糸に高透湿、高耐水性のコーティングを施した「セルテックHP」を使用。
 雨粒や水蒸気が生地を透過するのを防ぐ防水機能と、汗や湿気を外に逃がし、ムレを防ぐ透湿性に優れた素材。エプロンやレインコートなどが不要となり、重ね着による不自由さを解消、作業性も向上する。加えて消臭加工で臭いも防ぐ。
 男女共用ジャケット、男性用パンツ、女性用パンツの3種類で、サイズもS〜6Lまで8段階用意している。
 また、「W&WAP」は、工場内の温度が1ケタとなる低温環境での作業を想定して開発。裏地は中綿をスパンポンド(不織布)で挟み、中綿の吹き出しも抑えた「5層構造キルト」仕上げ。「防水シーム貼り」を施している。
 保温用インナーベストと組み合わせれば、より暖かく、北海道や東北などの寒冷地で冬季間の作業の快適性を提供する。

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